タイトル名	間宮兄弟
製作国	日
上映時間	119分
劇場公開日	2006-05-13
ジャンル	ドラマ,コメディ,小説の映画化

《ネタバレ》　　決して幸せとは言えない男女関係を、ちょっと変な兄弟の日常を通してぬるーくのんびり表現した独特の雰囲気を持った作品で、決してドラマ性や感動を求めて見る映画ではない。

　兄弟役の佐々木蔵之介と塚地武雅のキャラ、演技は、映画の雰囲気に非常にマッチしたいい味を出しており、どっぷりと雰囲気に浸ることができた。

　娯楽作品でも、芸術作品でもないのだが、映画の表現力を有効に使ったと言える。

　しかし、いいのは見てる時に感じる雰囲気だけで、後に残るものが何もない一過性の雰囲気だけになっている。雰囲気を損なわないで、感動とかドラマ性とかを高めることが出来なかったのだろうか？

　見ていていい時間を過ごせたと思うし、決して損をした気はしないのだが、やはり、何かが足りなかったのだろう。

作品のレビュー数	82件
作品の平均点	5.65点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.22％ 2 0 0.00％ 3 7 8.54％ 4 9 10.98％ 5 20 24.39％ 6 19 23.17％ 7 18 21.95％ 8 7 8.54％ 9 1 1.22％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.52
このレビューの偏差値	51.54 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値