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白と黒(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白と黒(1963)
製作国
上映時間113分
劇場公開日 1963-04-10
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》  見ごたえのある映画。

 小林桂樹と仲代達矢の見事に心理描写された演技、それを支える周りを固める役者の演技、ストーリ展開、全てが、ドンピシャと決まっており、最後にどんでん返しまで用意されており、一気に引きこまれた。

 最初に犯行シーンを見せて事件解決に到るまでの過程を描くという手法は、刑事コロンボ風ではあるが、法廷劇を絡めて心理描写、社会批判を物語の核に置き、主人公をヒーローにしないところが、今見ても目新しい。
 外国映画であっても、このような展開のものはあまり観たことがなく、これが1963年の日本映画だということに、驚きを感じる。

 この作品は、CSでたまたまやってたから観たのだが、巨匠に名を連ねる様な有名監督作品でなくても、まだまだこんな埋もれた名作があるって、日本映画、ホントにすごかったんだと思える作品。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-02-06 21:01:18)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.80
このレビューの偏差値 40.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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