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醜聞(1950) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 醜聞(1950)
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1950-04-26
ジャンルドラマ,法廷もの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 実にいい。説教臭いというか、いかにも作りもののベタなヒューマンストーリーなのに、実にいい。

 決してスマートなシナリオじゃなく、ダイナミックで斬新な映像を使っているわけでもない、役者の演技や設定もあざとかったりオーバーだったり、途中のワンシーンワンシーンや使われる音楽もそれぞれ切りだしてしまうと粗があるように思えるのに、観終わると映像と音楽と演技が見事に調和してつながっていたように感じる。

 編集の妙、展開の妙であり、実にうまい演技の志村喬を実質の主役に据え、三船敏郎の個性をスポイルすることなく完全に志村の引き立て役にしたキャスティングなど、監督の手腕に脱帽です。

 志村喬の演技では、この後の作品「生きる」が有名だけど、こっちの方が人間臭くてもっといいかも。
nobo7さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-07 03:05:04)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 6.15点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
313.70%
413.70%
5829.63%
6622.22%
7622.22%
8414.81%
913.70%
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 59.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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