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おとうと(1960) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おとうと(1960)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1960-11-01
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 文芸作品らししい色彩、映像は見事だし、岸恵子の気丈で弟思いの姉の演技も素晴らしい。 姉弟の心理描写と父親との関係性はすんなり入ってきた。 しかし、継母との関係性の背景、心理描写が今ひとつ。 継母が体が悪いにしても家事を何もせず娘がやって当然ですって態度で、父親もそれで当然と思っているところで、姉弟の境遇を憐れむ気持ちよりも継母に対する腹立たしさのほうが先に立ってしまう。 前半は継母が姉弟を憎んでいる思っていたので、終盤で心配して優しくなって悲しむべき背景を自分で想像して納得するしかなく、このあたりののエピソードやプロセスをもう少し描写して欲しかった。 田中絹代という配役だけで、芯は悪い人ではないだろう納得させてしまったかにも思える。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-23 18:54:01)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 6.23点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 48.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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