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《ネタバレ》 ヤバイでしょ、このダメすぎは、、、テレビのヒーロー物の1話20分で済む程度の話を、だらだらと引き延ばして80分見せられてしまった感じ。あるいは、子供に向けにデパートの屋上でやってた怪獣ショーを見せられた感じ。怪獣の破壊シーンは過去のフィルムの使い回し(唯一ダム決壊シーンだけは、一点豪華主義で作ったらしく、そこそこまとも)で、地理的に怪獣が今どこにいるのかもわからん。で、延々20分以上のゴジラ・ジェットジャガーvsメガロ・ガイガンの緊迫感のない怪獣プロレスショー。最初のナレーションで、重々しく核実験の影響で怪獣島にも異変が、と言っておきながら、それがどうしたのか最後までフォローもなく何の伏線にもなっていなかった、ということに代表されるように、全編グダグダな流れで痛すぎる。スタッフが「映画」を意識している部分が僅かでも読み取れて、低予算、短期間、子供向け故やむなく、あるいは、わざと滑って駄作になっているのであれば、B級としての見る楽しみもある。しかし、この映画は、スクリーンを使って子供向けのアトラクションとして怪獣を見せました、ついでに、流行のロボットヒーローを新たに考えました程度のものでしかなく、「映画」としての脚本とか見せ方とかを論じるレベルではない。B級とかC級とかの評価の枠をはるかに超えて、もはや「映画」ではない域に達している感じである。いかにダメダメで見るに耐えられないか熱く議論すれば、なんとか憤りを共有しながら盛り上がれそうだが、一人で見てしまうと、子供だましの怪獣ショーを最後まで一人で見てしまったときに感じるであろう後悔の念を覚えてしまう。
【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2009-07-23 01:46:40)
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