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上意討ち 拝領妻始末 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 上意討ち 拝領妻始末
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1967-05-27
ジャンル時代劇,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  理不尽な組織の押し付けに怒り反抗するも最後は虚しさだけが残るというストーリーは、小林正樹監督の代表作「人間の條件」と通じるものを感じる。

 しかし、三船敏郎の殺陣を見せたかったという意図かもしれないが、ちょっと人を殺し過ぎ。

 この作品の中での女性の扱い、家制度、武士の建前の理不尽さは充分に理解できるし、感情移入できるのだが、主人公が反抗することで殺される雑兵達の理不尽な死のほうが逆にとても気になってしまった。

 映像は叙情的でさすがに小林監督という感じだし、三船敏郎、仲代達矢はじめ出演者の演技も素晴らしく、良作には違いないのだが、個人的には、同じストーリーで主人公達と主たる悪役以外は一切死なないシナリオにすればもっと名作になったと思う。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-15 20:30:36)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 42.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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