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百万円と苦虫女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 百万円と苦虫女
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2008-07-19
ジャンルドラマ,青春もの,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》  随分リアリティの無い強引な話だなと思ったら、「さくらん」の脚本を書いた人が監督、脚本でした。そりゃ無理ない、見たほうが悪いという感じで。
 留置制度というのは、犯人の証拠隠滅、逃亡などを防ぐために行われる制度で、その恐れがなければ保釈が認められるのが普通です。従って、主人公が近所・知人にばれるほど長期間にわたって留置所に入れられている時点で、リアリティ0です。もしどうしてもそういう設定にしたいなら、何らかの保釈されない事情の肉付けをしないと。単なる手抜きか、勘違いか、もっと冷たく言うなら、単に自分の書きたい話を書くために細かいところとかどうでもいいということか、どうも最後があたっていそうで。
(罰金の代わりに労働していたという見方もありますが、作中に「お姉ちゃんが自分で払った」という台詞がありますから明らかに違います) 
あと、半年に数百万稼ぐパート労働者ってのもすごいなあ(笑) 
どうも、最近の若い脚本家さんって、自分の知らないことは、「えいやっ」て感じで適当に書いてるなって感じることが多すぎますね。
 今は無きある歴史小説作家は、新しい小説を書く毎に、古本屋の棚一つからにしたそうですが、自分の書く作品にそういう真面目さを持てって、そんなに無理難題でしょうか?
rhforeverさん [地上波(邦画)] 5点(2011-02-16 23:46:23)
その他情報
作品のレビュー数 93件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
011.08%
100.00%
222.15%
311.08%
444.30%
51718.28%
62021.51%
73032.26%
81212.90%
955.38%
1011.08%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 44.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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