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サンザシの樹の下で のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サンザシの樹の下で
製作国
上映時間114分
劇場公開日 2011-07-09
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
 見てる最中、ずっとヒロインと彼氏が、「走資派」としてつるし上げられ、街中引きずり回されるんじゃないかと不安だっただけに、見終わった段階でかなり拍子抜けしました。
 だって、これ、国内いたるところで紅衛兵による暴行、殺人が頻繁に行われ1千万人以上が犠牲になった文革の時代が背景でしょう。「文革に引き裂かれた」みたいな前宣伝がありましたが、ストーリー全体にまるでその時代の暗さ、閉塞感が感じられませんでした。(ヒロインの家庭環境に関しては、父親が服役していれば、どんな時代、どんな国でも暮らしは苦らしくなるわけで)
 国全体が狂気に取りつかれ、ほんの一つの行動、一つの言葉が命取りになる時代の割には、ヒロインも彼氏も自由に行動し、自由に話すこと、話すこと。おそらく文革を実際に体験した世代は「こんなものじゃないよ」と内心苦笑いをするだろうし、逆に若い世代は「ああ、大したことないじゃん」と思わされるような映画でした。(おそらく、それが目的でしょうね)
 ま、上記のことを除けば中国版「恋空」ってとこですか?ヒロイン、加護ちゃんみたいでちょっと可愛かった
rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-28 11:35:42)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 41.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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