タイトル名	ワイルド7
製作国	日
上映時間	109分
劇場公開日	2011-12-21
ジャンル	アクション,漫画の映画化

　実は、最近の漫画の映画化ははずれが多いんで全く期待してなかったんですけれど、
思ったよりは……。特に最初の「退治」シーン、ワイルド７の警察機構の中での位置づけ、隊員たちの性格、気質等々、なかなか原作のイメージをとらえてて楽しめました。
　ウイルスの事件は、少し何百万人もの死者を出すだろうというわりには緊迫感があまり。そしてラストは突っ込みどころ満載でしたが。
　ただ、この映画のすごいところは、結局この国のすべてを動かしているのが、官僚たち（この映画では公安調査庁と検察庁）と彼らに極めて忠実なマスコミであるという今の日本の現状をさらりと描写してるところ。（今までの凡百なアクションものなら最終的な黒幕として「悪徳政治家」ｗを設定するところですけど、なかなか分かってるな、この本の脚本書いた人）
　その点と、すっかりスリムになって最初誰かわからなかった深田恭子の魅力を＋して7点。

作品のレビュー数	17件
作品の平均点	5.71点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 6 35.29％ 5 0 0.00％ 6 5 29.41％ 7 5 29.41％ 8 1 5.88％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.36
このレビューの偏差値	56.98 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値