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《ネタバレ》 これくらい、全ての点で嫌悪感を感じた映画はこれまで無かったと思う。しかも、なまじっか、ストーリーが刺激的なので最後まで見させられてしまった。最悪!!!!!
嫌悪感その1 別に悪人が主人公で、犯罪行為を行うから、嫌悪感を抱くとか、そんな馬鹿なことは言わない。出てくる登場人物の大部分がクズで同じ空気すら吸いたくないが、それも構わない。違法な闇金業者である主人公とその手下が、自分たちの行為に全く倫理的な疑問を持たずに、なにか全うな行為を行ってるような歪んだ価値観の持ち主であることもぎりぎりOK。ただ、その主人公が、なにか正しいことを行ってる、ある種の「正義」であるような描写の仕方、これが我慢できない。吐き気を感じるような嫌悪感を感じた。 嫌悪感その2 どこかの頭のねじが狂った漫画家が、歪んだ価値観でこういう漫画を書くのは、別にかまわない。しかし、そんな漫画を雑誌に連載し、作者と同様、歪んだが価値観の持ち主を惹きつけたからと言って、映画にまでしてしまう、大手出版社の倫理観の無さ。収益さえ上げられれば、なんでもありなのか。言論機関としてそれでいいのか。大手出版社がこんな現状では、憲法改正案に言論の自由を制限する条項が加えられても仕方がないような気がする。 嫌悪感3 大島優子さん、一応トップアイドルなんだから、もっと女優を綺麗に、可愛く撮ることに注意を払ってもらえるような映画に出演させるべきでは。彼女に対して、一瞬たりとも魅力を感じたことはないけれど、こんな映画に出すような扱い、彼女自身というよりも、どっちかつうと、彼女の魅力を信じて一生懸命応援してるファンに失礼。太田プロってそういう事務所なんだ。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2013-08-19 18:51:46)
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