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人間失格 太宰治と3人の女たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 人間失格 太宰治と3人の女たち
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2019-09-13
ジャンルドラマ,ラブストーリー,伝記もの
レビュー情報
どんなに面白い優れた小説を書いたからと言って、必ずしもその作者の人生にとりわけなにか見るべきものがあるとは限らないのは自明の理であるのに、なぜか太宰だけは彼の人生そのものが一つの作品であるかのような錯覚を持たれることが多い。
 まあ、彼の小説が一人称で語られ、読み側に直接訴えてくるからこその錯覚なんだろうが、かなり彼のリアルな人生に忠実に描かれたこの映画を観て、やっと実はどうってこともない極めて通俗的なだらしない人間なんだなと見極めがつけれたのは幸い。ただ、それはあくまえ個人的な感想であり、製作者がそこまで大胆な意図をもっていたかどうかは疑問だが。
ただ、 

ブサイクが女優やるなとは言わない。容貌に関係ない役どころはいくらでもある。(例えば、武士が遠島に流刑されそこでしょうがなく娶る現地妻とか)
ただ、美的感覚に鋭敏な文学者をとりこにし、宮沢りえの正妻、沢尻エリカの先の愛人をさしおかせて、半ば強引とはいえ、一緒に死を選ばせる相手が一般人レベルで考えても並以下のルックスの女優さんではひたすら不条理さ、倦怠感しか感じないんだが。
なにか意味があるんだろうか、このキャスティング。
これほど、胸の露出にありがたみがないのも珍しいw
rhforeverさん [映画館(邦画)] 5点(2019-09-16 19:03:03)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 5.08点
作品の点数分布
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217.69%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 49.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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