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《ネタバレ》 ものすごく残念な映画だと思う。
「水深40メートル。バディと二人きり。ボンベ1本。残圧30 片道一人分」というテーマは良かったし、人の命と直接関係のある職業の人びとという題材もよかった。 脚本と演出さえ良ければ、名作になる可能性はあった。 ただ、その脚本と演出がね…… まず工藤の存在、各管区から選抜されたという前提がある以上、何故彼が選ばれたか何らかの説明がされないと不自然さ、違和感は避けられない。(ちなみに愛と青春の旅立ちの場合、壁を超えれないのは女性だった) しかも、そんな存在を主人公の友情の対象としてしまった。 友情の対象としては、三島との関係をじっくり描いて欲しかった。その方が遭難シーンが生きてくると思う。 それからぶち壊しなのが、ラストの査問会。多分脚本書いた人間は、訓練生達の熱情が規則をまで動かした「感動的」wなシーンと思ってるかもしれないが、冗談じゃない。 官庁の内部で口裏合わせて、事実関係ごまかすのに感動しろって? 「正しいこと」「なすべきこと」と「組織としてのルール」が必ずしも両立しないことを描くほうが、正しいし余韻が残ったと思う。 あまり、パクリとかは気にしない人間なのでかろうじて5点、それに加藤あい、香里奈の美しさでプラス1点 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-08 13:09:49)
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