Menu
 > 作品
 > チ行
 > チャイナタウン
 > keijiさんのレビュー
チャイナタウン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャイナタウン
製作国
上映時間131分
劇場公開日 1975-04-12
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,ハードボイルド
レビュー情報
《ネタバレ》  観終わっての印象はやっぱり、この「脚本」のすばらしさに圧倒されるところがあるのだけれども、場面によっては、その脚本が絵をリードしすぎているように感じるケースもある。でもわたしはラストのシーンでの三人の男、警官のひとりが去って行くフェイ・ダナウェイの車に発砲しようとして、それを脇にいたジャック・ニコルソンがまずは止める。するとその脇の警官がニコルソンのとなりに出て来て、そこから車に発砲する、このシーンの演出が大好きである。どこか、「歌舞伎」の世界の所為を思わせられたりもする。‥‥そう思うと、この作品でのジョン・ヒューストンという強烈な存在がまた、まるで舞台空間のなかの世界を思わせてくれる気がした。みごとな映画である。

 フェイ・ダナウェイが保護していた女性が彼女の「娘」であり「妹」なのだという告白のあたりで涙がこぼれ(ここのニコルソンの反応がいいんだ~ただひっぱたくだけだけれども~)、その、例のラストのセリフ、「忘れろ、ここはチャイナタウンだ」でまた泣いてしまった。
keijiさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-05 10:57:29)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 91件
作品の平均点 7.04点
作品の点数分布
022.20%
100.00%
200.00%
311.10%
444.40%
588.79%
61516.48%
72325.27%
81617.58%
91718.68%
1055.49%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 55.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
チャイナタウンのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS