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《ネタバレ》 つるべの声の演技は上々、ストーリーも王道かつ主人公のツンデレぶりを楽しめる良作なのですが・・・どうもファミリー向け映画としてひっかかるところがあります。
ひっかかる部分は子どもたちがちっとも反省したり、謝る個所がないこと。 子どもたちは、グルーのいいつけを守らずに研究所に入り込んだり、部屋をめちゃめちゃにしたりします。それなのにごめんなさいと謝るシーンがない。一番お姉さんのキャラでさえ、だって「退屈なんだもの」という始末。子どもの扱いを知らないグルーのほうがよほど常識人に見えます。 さらに遊園地のシーン。理不尽なゲームでお金を巻き上げるお店をグルーはふっ飛ばしふっとばすのですが、それに対する子どものセリフが「今のって最高」。 いやー大人向けの映画だったら手を叩いて喜ぶようなシーンだし、特にひっかからないのですが、本作は小さな子どもも観るであろうファミリー映画。「やりすぎ」くらいは言ってもよいのでは?養護施設のいやーなおばさんが結局痛い目に会ってないのも残念。 敵キャラが普通にwiiで遊んでいたり、何気にGru-Ray Discというのがあったりする小ネタが好き。音楽も印象にのこりました。不満はありますが観終わって十分面白かった!と言える作品です。 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-11-03 16:22:51)(良:1票)
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