Menu
 > 作品
 > ク行
 > グスコーブドリの伝記(2012)
 > ヒナタカさんのレビュー
グスコーブドリの伝記(2012) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グスコーブドリの伝記(2012)
製作国
上映時間108分
劇場公開日 2012-07-07
ジャンルファンタジー,アニメ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「銀河鉄道の夜」が大好きだったので楽しみにしていたですが、残念な作品でした。
何より納得がいかなかったのは、原作のようにブドリ(兄)がネリ(妹)と再会しなかったことです。
最後のブドリの行動も、守るべき家族がいてこそ説得力があるものだと思うのです。
また、この映画では、「銀河鉄道の夜」で良い方向に働いていた幻想的なシーンが、上手く機能していないように思えます。
もともと夢のようなシーンが多い「銀河鉄道の夜」では、始終その幻想的な風景に見とれることができましたが、今作では「現実」と「夢」が交錯するので、どうにも入り込みにくいところがあります。
「グスコーブドリの伝記」は、現実的な自然の厳しさを描いている作品です。
それとファンタジーらしい描写は、そもそも親和性が低いのです。
だから映画では、「夢」と「現実」がそれぞれ描かれるようになったと思うのですが・・・タイトルが「伝記」なのに、作品が「夢物語」のようになってしまっている印象でした。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 4点(2012-07-08 17:58:59)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 3.40点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3360.00%
4240.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.49
このレビューの偏差値 75.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
グスコーブドリの伝記(2012)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS