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悪の教典 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪の教典
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2012-11-10
ジャンルホラー,サスペンス,犯罪もの,青春もの,学園もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 中盤、オーディンにつきそうワタリガラスのフギンとムニンの物語が紹介されます。
フギンとムニンは、神・オーディンへ様々な情報を伝える存在です。
本作のフギンとムニンが示すものとは、以下だと思います。
①蓮実
蓮実が「裏掲示板」「盗聴器」などにより情報を集める様は、さながらフギンとムニンのようです。
②序盤に登場するカラス
蓮実が家の外にいるカラスに異様なまでの敵意を燃やし、電流により殺していたのも、自分の行動を「神に告げ口される」のを恐れていたからなのかもしれません。
③怜花
蓮実は最後に、怜花に向かって「オーディンによろしく」と言っています。
これは「蓮実は本当に狂ったふりをしているか?それとも、神を信じているか?」という観客への疑問の投げかけなのでしょう。
さらに・・・このとき、怜花の片目はカラスのように真っ白になっています。
なぜ怜花の目がカラスのようになったのか・・・これは怜花が新たにフギンとムニンの役目を担うものになったからだと思います。
続編があるとしたら、怜花は蓮実(もしくは蓮実の意思を受け継ぐ者)の凶行を止めるのかもしれません。
その行為こそが「神に告げ口をする」フギンとムニンなのでしょう。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-18 20:25:44)
その他情報
作品のレビュー数 83件
作品の平均点 5.51点
作品の点数分布
022.41%
100.00%
267.23%
367.23%
456.02%
51821.69%
61416.87%
72631.33%
844.82%
911.20%
1011.20%
作品の標準偏差 1.92
このレビューの偏差値 54.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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