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アウトレイジ(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アウトレイジ(2010)
製作国
上映時間109分
劇場公開日 2010-06-12
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,バイオレンス
レビュー情報
北野監督によれば今回はエンターテインメントを狙った映画ということであるが、カンヌでは無冠に終わった。タランティーノならまだしもティムバートンが審査委員長では妙に納得したりする。しかし、この全編暴力で敷き詰められた本作品はやはり北野映画であり所謂「エンターテインメント」とも「キタノブルー」とも違う肌触りを持っている。北村総一郎と金子信夫、石橋蓮司と小池朝雄がラップしてしまう程に往年の名作である「仁義なき戦い」を借景にしていると勘繰ってしまうが、これは一種のオマージュであるだろうし三池崇史にも通じる暴力描写の滑稽さも娯楽映画への志向性と言えなくもない。ある意味救いの無い結末にカタルシスの無いニヒリズムを感ずるが呆然となりながらもやはりおもしろい映画であり、傑作だと思います。
以蔵さん [映画館(邦画)] 9点(2010-07-19 10:44:32)
その他情報
作品のレビュー数 150件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
000.00%
110.67%
210.67%
353.33%
496.00%
51711.33%
63322.00%
73523.33%
83322.00%
91510.00%
1010.67%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 58.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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