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《ネタバレ》 違うんですよ。この映画は駄作と言われて久しいですけど、1979年にポストアポカリプスの元祖、「マッドマックス」が世に出てから散々作られまくった「なんちゃってマッドマックス」の一編に過ぎないんです。それをどこでどう間違ったのか当時の大スターであるケヴィン・コスナーが製作、主演したことによって、この手の映画はまず見ない層の興味を悪戯に引いてしまった・・・結果として惨敗、酷評の嵐となったのは皆さんご存じの通り。
個人的には当時のケヴィン・コスナーが出演しそうな種類の映画とはとても思えないのですが、実はこういうの好きだったんでしょうね(笑)自分で製作までしちゃってるし。ウケないのは最初からわかりそうなものなのでプロデューサーとしては失格だと思います。 デヴィッド・トゥーヒーの脚本も、彼の他の作品でもよくやっているマカロニ・ウェスタンを下敷きにしたようなもので、流れ者のアウトローが反目しながらも仲間と共に困難を解決して、独り去っていくという、古臭いものです。そして何より問題なのはこの映画に100億円掛けたようには到底見えないことでしょうね。 因みに私はケヴィン・コスナーはどちらかと言えばキライです。でも、実際の映画の出来は全く持って〝普通〟だと思います。特筆すべきところもないですけど、これより酷い映画は山とあるので、駄作というほどでもないと思います。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-09 00:24:40)
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