Menu
 > 作品
 > ラ行
 > ラースと、その彼女
 > シバラク・オバマさんのレビュー
ラースと、その彼女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラースと、その彼女
製作国米,カナダ
上映時間106分
劇場公開日 2008-12-20
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 主演のライアン・ゴズリング演じるラースと、それをサポートする人々の優しさに引き込まれる映画。これは真剣に見ればコメディ色がなく、完全なヒューマンドラマだと思う。
途中、自分にアプローチをしてきたマーゴに恋人が出来たときは、ラースがあからさまに苛立ったする様子を見せたし、医師がラースは精神疾患ではないという判断も下した。ではラースの恋人になった人形のビアンカは結局なんだったのか?人嫌いになった父親に背負わされた闇からの逃避だったのか、母親の死に対する罪悪感からの救済だったのか結局のところ最後まで明確に語られることはなく、その判断は観ている側に委ねられる。
最後にビアンカが死に向かっているとラースが感じたのは、図らずもラースが今までの自分から前進したからに違いない。そしてラースが流した涙は寂しさや悲しみから来るものではなく、苦手だった女性との関わり方をビアンカを通じて取り戻せたことに気付いた感謝の気持ちから来たものだったのかもしれない。
シバラク・オバマさん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-11 00:08:23)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 7.30点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
436.38%
548.51%
6510.64%
71021.28%
81429.79%
91123.40%
1000.00%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 53.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ラースと、その彼女のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS