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妻の勧めで観てみました。うーん、これはどうでしょうか。借金持ちで2人の子持ちの貧乏農場主クリスチャン・ベールは、借金返済と己のプライドを賭して大悪党ラッセル・クロウを護送することを決意する。ラッセル・クロウ奪還を目論む悪党一味に包囲されたホテルの一室に立てこもった2人は、敵味方という立場を捨て男同士として向き合い、いつしか友情のようなものが芽生えて・・・・・・。駅までダッシュ!という映画ですねこれは。賞金稼ぎがなんとなくイーストウッドに似ていたり、インディアンの襲撃があったり、馬車を強盗する派手なシーンがあったりと、西部劇へのオマージュがちりばめられているのですが、このダッシュのためだけに2時間を見るのはちょっと退屈でした。終盤、散々人を殺してきたラッセル・クロウが、クリスチャン・ベールのひたむきさに打たれて更生したのかと思いきや腹心を瞬殺し、途中下車する気満々なのに列車に乗り込んだうえで馬を追走させたりと、悪党のすることはさっぱりわけがわかりません。
【さめがい】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-11-23 00:42:44)
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