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ヘルタースケルター(2012) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヘルタースケルター(2012)
製作国
上映時間127分
劇場公開日 2012-07-14
ジャンルドラマ,エロティック,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 この監督の専門である写真撮影シーン(空虚な成功というものの記号)が5割くらいは占めているように感じた、これはちょっと多すぎでワンパターン。原作に忠実な形式であるとかはともかく、映画のコンテキストではオーソン・ウェルズの『市民ケーン』や『上海から来た女』を想起した。そう思うと親しみが湧いた、が、『市民ケーン』における映画の語りの余剰部分としての「ローズバッド(バラの蕾)」のようなもの、つまり視点からこぼれ落ちるもの、を『へルタースケルター』も追求してもよかったのではないか。もっとこぼれ落ちるべきなのだ。だから、ラスト近くで渋谷の交差点で進行役的な人物(大森)が作品を包括的に説明するかたちは不要であろう。
ひと3さん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-21 22:24:09)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 4.41点
作品の点数分布
000.00%
136.12%
224.08%
3714.29%
41530.61%
51224.49%
6510.20%
748.16%
800.00%
900.00%
1012.04%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 52.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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