タイトル名	アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅
製作国	米
上映時間	119分
劇場公開日	2016-07-01
ジャンル	アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,小説の映画化,３Ｄ映画

《ネタバレ》　ティム・バートンからまだ監督業の浅いジェームズ・ボビンへとバトンタッチされたんですね。ここのサイトで今まさに知りました。通りであの独特な雰囲気が無かったわけだ。逆に、奇妙奇天烈摩訶不思議な世界が私たちの住んでる世界と大差なく感じてしまい、なんだかワンダーランドの世界に迷い込んでる気にあまりなれませんでした。

伝えたいメッセージやテーマを誰でも共感しやすくするために、人間ぽさ、人間らしさを織り込み過ぎですね。「時間」という概念は多くの人達にとってどうすることの出来ないもので、人によっては「悪」になったり「宝」になったりとまさに様々です。そんな「時間」を扱った今作は、ファンタジーの要素がタイムトラベルというSFな要素によって影が薄れ、そんなことを気にしないくらい他のファンタジー要素があれば良かったのですがそれがほとんどない！主要キャラたちは前作で触れちゃってるし、新キャラのタイムも特にこれといって魅力ゼロ。もっとこう、おおぉ！とか、どっひゃー！とか、そういった感嘆符だらけのワンダーランドを期待していました。
転んで頭をぶつけるというシチュエーションも、もっと違った見せ方出来なかったのかと。はい、そういったとこです。

過去に捉われずに前を向いて生きていこう！共感度の非常に高いテーマなだけに、私的にはもったいない出来だな～と感じました。

作品のレビュー数	12件
作品の平均点	5.42点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 3 25.00％ 5 2 16.67％ 6 6 50.00％ 7 1 8.33％ 8 0 0.00％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	0.95
このレビューの偏差値	45.42 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値