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護られなかった者たちへ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 護られなかった者たちへ
製作国
上映時間134分
劇場公開日 2021-10-01
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 今まで佐藤健さんの演技で泣いたことなんて一度もなかったのですが、倍賞美津子さんに生活保護を受けて欲しいと頼むシーンで思わず泣いてしまいました。それまで他者と関わることを拒むかのようなギラついた目つきだったのが、何が他人だよ生きてて欲しんだよ!と激昂する時の目が本当に真摯で真っ直ぐな澄んだ瞳になって、グッときちゃいました。佐藤健さんの名演技に心を初めて打たれちゃいました。素晴らしかったです。

色々と考えさせられる映画ではあったけれども、阿部寛の息子をもしかしたら佐藤健が救えなかったかもしれないという最後のあれは、私的には蛇足に思えてしまいした。恐らくはこの映画の一番の見せ場だったのかもしれないけれど、あまりにも都合良すぎるというか唐突すぎるというか、何となくそれはないってなってしまいました。

それとエンディングで流れだした桑田圭祐さんの歌ですが、もうハッキリ言ってやめて!ほんとやめて!なんでそこまでして「歌」にこだわるのか?なんでそこまでして関連付けでその「歌」を注目させてムーブを起こさせたいのか? どうして純粋に興行目的以外の部分で「作品」を大事に扱ってくれないのか。日本映画の今の実情の方もいつか「映画」にしてほしいですね(汗)
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-03 12:00:37)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 47.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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