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線は、僕を描く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 線は、僕を描く
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2022-10-21
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 普段そこまで知ることのなかった水墨画の世界を興味深く知りながら観れた。墨で描かれた一見すると地味に見える絵なのに、実はものすごくエネルギッシュな作業で、魂のぶつかり合いなんだというのが観ていて胸が熱くなった。ちょっぴり自分も描いてみたくなりました。

横浜流星くんは名前からてっきりアイドルなのかと思ってましたが役者が本業だったんですね。この作品が彼をちゃんと見た初めての作品でしたが、とても良い役者さんだと思いました。ちょっとした感情の細かな表現とかとても自然だったし、イケメンなのにそういった感じを封印しきって当たり障りのない普通な大学生に成りきってました。あとやっぱり清原果耶ちゃんは良い。彼女の演技は本当に素晴らしい。つい最近観た「まともじゃないのは君も一緒」で彼女のことをめっちゃ評価したんだけど、もっと売れてもいいみたいなコメント書いちゃってて、実際はもう売れっ子の女優さんだったんですね。お恥ずかしい。

主人公の親友が出てくるけれど彼の扱いがなんか中途半端な気がした。それと若者向け映画だから仕方ないとは思うけれど、夜行バスで故郷に帰るあのシーンはとても大事なシーンだと思うから、やっぱり歌(挿入歌)はな~...て思えてしまった。歌そのものはとても良い曲なのは分かるんですが、歌詞がそのシーン、夜行バスで故郷に帰るシーン、もうそのまますぎちゃってるのがなんか、映画も音楽も互を食い合っちゃってるみたいで...とにかくもうちょっと演出的にあそこだけがこの作品の中で浮いてしまって見えちゃいました。すいません。

江口洋介が水墨画を描くシーンが好きでした。特にTシャツで描きだすところ格好良かった。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 5点(2025-02-20 15:09:39)《新規》
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.76
このレビューの偏差値 24.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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