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メタモルフォーゼの縁側 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 メタモルフォーゼの縁側
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2022-06-17
ジャンルドラマ,青春もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は未読。

BL漫画を通して出会ったJKとおばあちゃん。自分に自信が持てず、趣味や将来の夢を誰にも言えず嘘をついたり見栄を張ったりして、そんな自分を嫌い殻にこもりがちになるJKを、芦田愛菜ちゃんが見事に演じきってる。本当にナチュラルすぎて、女優さんだっていうことを忘れてしまうほど。それに対してどちらかといえばクセのある役柄を演じてきた宮本信子が、これまたどこにでもいそうな普通なおばあちゃんを、これまたナチュラルに演じている。なので二人の演技力があまりにも素晴らしすぎるから、この作品の世界にどっぷりと浸かることができた。

主人公の書いた漫画の絵が丁度いい感じの出来なのがすっごく良かった。あのサジ加減はほんとなかなかでした。

劇中に出てきた台詞で「我々のような小市民はせめての精神よ」がめっちゃ刺さりました。

月刊誌の表紙で漫画のキャラが着ている服が自分の持っている服とちょっと似ていて、おばあちゃんが記念写真を撮っちゃうところか可愛くって好き。

サイン会でコメダ優がうららに特に何も話さなかったのも良かった。変にドラマチックすぎないこういう演出はこの作品の大きな魅力でもあり、親近感にもつながる。

とてもホッコリとできる映画でした。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-21 19:17:58)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 46.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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