| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 人間とA.I.の話はこれまで結構沢山作られてきていて、題材的な新鮮さはもはやない。あとは切り口のアイデアくらいか。しかしこの作品はその切り口をあえてなのか、人間とA.I.の戦争というごくありきたりなものに。切り口のアイデアで勝負せずに真っ向から内容重視できた点は高く評価はしたい。ただその内容なんですが、どうもこの世界の設定、状況がいま一つも二つもすんなりと入ってこなかったのが残念。そもそも核が誤爆だったていうのがなんかもうありえないし、それをA.I.のせいにして勝手にアメリカは戦争を始めるし、その戦争もA.I.と平和に共存している他国にまでズカズカと踏み入って、挙句の果てにはA.I.でない人間までも殺してしまう有様。え!?ですよ。なになになに!?です。はい。この世界がね、ターミネーターみたく完全に全人類とA.I.が敵同士ならまだスッキリと受け止められるんですが、そうじゃない、A.I.を憎んでない平和な国もあって、そんな国に勝手に踏み込んで暴れまわっちゃうもんだから、一体全体どういう世界設定なん!てなっちゃいました。
それとこの作品の宣伝文句が「ローグワンスタッフが・・・」だったけど、終わり方も主人公が死んで終わるからまんま、ローグワンかよ!てなりました。 圧巻の映像美を大スクリーンで堪能できた点でこの点数にはしましたが、鑑賞前に期待をしていたほどの感動はあまり得られなかったです。 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 5点(2023-11-01 14:56:53)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |