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昔の三谷幸喜の作品の笑いにはもっと「あざとさ」があって、ニヤリと、クスクスと笑えるのが心地良く、近年のような設定自体がぶっ飛んでいる「何でもアリ」な世界観ではなかなか出せない雰囲気があったように思えます。
この映画では、設定の割にはあざとい笑いを狙っている節があって、それがどうもハマってなく、かといって他に爆発力のある笑いも特にはなくて、またあざとさを狙ってしまったばかりに本来気にならなくてもいいはずのストーリーの細かい粗に目が行ってしますような、少々フラストレーションの残る感じでした。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-10-24 01:22:16)
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