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《ネタバレ》 昨年の10月頃から劇場で予告編が流れ始めたほどの超大作だったが、そのときも特に驚かなかった。ひたすら画面が暗いし、登場人物たちのスーツはどこか特撮ヒーローもののスーツに似ているし、目新しい映像表現も無かったからだ。実際に観てみると、まず冒頭に2Dで撮影したシーンもある旨の注意書き。事実、デジタル世界に入り込むまではほぼ3D撮影じゃなかったと思う。肝心の3Dで描くデジタル世界だが、最初のディスクバトルでイヤな予感がし始めた。この映画はハズレなんじゃないかと。敵は無駄にトーマスフレアーなどの技をするだけで、目を見張るシーンは特になく、背景も暗いので、3Dの醍醐味ともいえるスケール感が感じられないのだ。確かに、スーツや後ろに流れる乗り物の光は「AKIRA」のように美しく、背景との対比で鮮やかなのだが、イマイチ入り込めない。ストーリーも気持ちが乗らない。観に行ったのが金曜だったので、これなら夜の街に浮かぶネオンサインに吸い込まれていった方がまだマシだったと独りごちてしまった。
【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 2点(2011-01-07 22:51:20)
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