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《ネタバレ》 監督の前作「サブウェイ123 激突」が面白くなかったので、期待せずに観に行きました。前作と同様に円の動きでデンゼル・ワシントンを何度も映すので、まるで彼が列車ではなく、メリーゴーランドに乗っているみたいでした。前作は突っ込みどころ満載でしたが、今回は「事実に基づいている」のが大きな強みです。たとえば素人はそんなに難しそうではないので、ヘリコプターからの降下を再度行えば簡単に事件は解決するはずなのになぁと思ってしまう。でも「事実」では2回目のトライはしてないからという暗黙の了解を観客に押し付けることができる。観客としては暗黙の了解よりも、ヘリコプター操縦者の心理的ダメージが大きいだとか、もう一度失敗したら軍の体裁が悪くなるなど具体的な理由が欲しいところ。そうすれば、よりデンゼルたちへのプレッシャーだって強くなり、観客は手に汗握る。あと、軍のヘリよりマスコミのヘリの方がよっぽどすごい。マスコミのヘリはずーっとデンゼル・ワシントンに手が届きそうなくらいの場所で並走してるんだから。
【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-01-09 09:48:10)
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