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レナードの朝 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レナードの朝
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1991-04-05
ジャンルドラマ,医学もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 『奇跡』の起る時間が早かったのでこれはヤバいんじゃないかと思ったら…。
たった2時間の上映時間のなかで、ここまで見事に状況や主人公たちの気持ちの変遷を描き切った作品はそうは無いんじゃないでしょうか。
そしてそれぞれの人に影響を与える人、人、人。これほど人間関係だけで出来上がった映画って面でも珍しいですね。
レナードたちは突然やってきて、またいってしまった。
それでもわずかな『奇跡』の時間に確実に残したものがあって、彼らは以前も、これからも生きていることを証明してみせました。
これがこの種の不治の病と戦う(いや、戦うと言うかそんな日常に疲れきっているかもしれません)人々にどれほどの影響があったことか。
実験的投薬のエスカレートが示すようにロビンは患者たちに対して医師から友人になっていました。
もちろん倫理的な問題はありますが、あの人づきあいが苦手な医師が、あの時間のとまってしまっていた患者たちにです。
ラストもこの物語を締めくくるにふさわしいエピソードで、なんだか切なくなりました。
そしてロバート・デ・ニーロのおそろしいまでの演技力がこの映画を支えていたことは言うまでもありません。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-10-31 06:27:51)
その他情報
作品のレビュー数 293件
作品の平均点 7.67点
作品の点数分布
020.68%
100.00%
220.68%
310.34%
420.68%
5155.12%
6289.56%
77023.89%
88328.33%
96522.18%
10258.53%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 55.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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