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《ネタバレ》 もう18年経ちますか。
原作未読のわたしにとっては、やはりみなさんと同じ印象の首チョンパ。だったんですけどね。 改めて見返す機会があり、未レビューだったこともあり、考え直す良い機会でした。 たしかに『?』ってところは多いけど、やっぱり山崎努さんが素晴らしすぎます。 それこそ残忍で稚拙な犯人のやってることが、いかに虚しいものであるか、被害者家族という怒りに身を焼き尽くされてもおかしくない立場で、問い詰めていきます。 そして因縁の首チョンパを経て、事件の風化を嘆くとき、同じく犯罪被害者として長く苦しむ彼に不意に救われるというものでした。 ショッキングな犯罪や、センセーショナルな演出に惑わされ、なにかを見失ってやしないか?目先にこだわって大切なものが見えてないんじゃないか?そんなことを自問させてくれる久々の鑑賞でした。 映画はたまに見返してみないといけませんねー。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-12 01:50:04)
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