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ノーカントリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ノーカントリー
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2008-03-15
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 奇妙な髪型の殺し屋が冷酷無比。しかも、全編ほとんどBGMがないためバイオレンス部分の緊張度は高いです。
それだけでも十分楽しめる映画だと思います。
でもこの映画を観終わると、あの冷酷な殺し屋「アントン・シガー」が何かを象徴し具現化した存在であることに気付かされます。
彼のセリフや彼に対するセリフには意味ありげなものが多く、ラスト近くには彼自身が予想もしなかった不運に見舞われます。
老保安官であるトミー・リー・ジョーンズは彼にとっては無力な存在で、対峙することすら出来ず引退します。
一体、彼が象徴するものとは何なのでしょう。
「病んだ現代社会」、「逃れようのない時代の変化」、「突き進むアメリカ国家」・・・様々なものが浮かんできますが、これだと断言することはできません。
濃い目のコーヒーでも飲みながらじっくり見たい作品です。
でこうささん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-20 11:49:07)
その他情報
作品のレビュー数 216件
作品の平均点 6.41点
作品の点数分布
000.00%
120.93%
252.31%
352.31%
4146.48%
53214.81%
64822.22%
75224.07%
83717.13%
9167.41%
1052.31%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 55.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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