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チャップリンの独裁者 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャップリンの独裁者
製作国
上映時間126分
ジャンルドラマ,コメディ,戦争もの,モノクロ映画,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 映画がトーキーの時代になってもサイレントにこだわり続けたチャップリン、そして「モダンタイムス」でようやくその声をあげたチャップリン、それがこの映画では堰をきったようにしゃべり強いメッセージを放つ。あの有名なラストの大演説だ。
この映画はヒトラーを皮肉り、反ナチを掲げる批判映画として捉えられているが、それだけではないだろうと思う。
「黄金狂時代」や「モダンタイムス」などに込められた批判・風刺を見ればわかるように、人間が自由に人間らしく生きる社会を彼は求め続けている。それを阻む独裁権力者を批判しているのだ。
チャップリンは、ヒンケルとうり二つのユダヤ人床屋を使って、こういっている。「世界に自由をもたらし、国境を取り除き、貪欲と憎悪を追放しよう!」と。
この強いメッセージは、今日もなお私たちが追求しなければならないものとなっていると思う。

ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 10点(2012-01-01 22:29:41)
その他情報
作品のレビュー数 208件
作品の平均点 8.17点
作品の点数分布
010.48%
120.96%
210.48%
320.96%
441.92%
583.85%
6178.17%
72612.50%
84119.71%
93818.27%
106832.69%
作品の標準偏差 1.94
このレビューの偏差値 54.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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