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鶴は翔んでゆく のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鶴は翔んでゆく
製作国ソ連
上映時間97分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
スターリンの死亡により独裁政権が消えたとはいえ、米ソ冷戦のまっただ中にあって、よくぞこういう映画が作れたと驚かざるをえない。当時のソ連は秘密主義、都合の悪いことは一切発表せず、権威を保てることだけが公表されていた。いわばまったく自由のない時代であったように思うからだ。
DVDの中に主役を務めたパターロフのインタビューと、サモイロワの回想が特典として入っていたが、実に興味深い。パターロフによれば、いかに監督や撮影陣が革新的であったかがわかる。サモイロワの方はまったくのおばさんになっていて・・・。
前置きが長くなったが、映画では愛する男女の表現描写がすばらしい。またラストの復員列車を迎えるシーンもすごく印象的、カンヌ映画祭のグランプリにふさわしい。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-23 18:06:25)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 51.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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