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陽のあたる場所 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 陽のあたる場所
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1952-09-24
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これとよく似た映画はいくらも見たが、そのどれとも違う。これは原作の小説の題が示すように「アメリカの悲劇」なのだ。上流階級と労働者階級の身分の違い、考え方の違いなど相容れない社会の矛盾を感じるし、こういう階級が存在しなかったら、このような悲劇も起こらなかっただろうと思う。
犯罪者が上流社会の人間であれば、金の力で事件をもみ消したり、いろいろ圧力を加えたに違いない。事実この映画でも、親戚関係であるはずなのに、自分たちとは関係ない手だてをしている。
それに対し罪を犯した主人公は、手を下したかどうかではなく、殺意を持ったことが罪なのだということに気づき極刑を受け入れているし、アンジェラは階級や事件を乗り越え真実の愛を貫こうとしている。
役者の表情や心理描写も巧みだし映画はよくできている。いろいろ考えさせられる面もあり、このような映画の中では最も優れた映画のように思う。

ESPERANZAさん [地上波(字幕)] 8点(2012-03-22 23:55:31)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
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212.04%
324.08%
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5918.37%
6714.29%
71428.57%
8714.29%
936.12%
1048.16%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 54.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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