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黄色い星の子供たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黄色い星の子供たち
製作国仏,独,ハンガリー
上映時間125分
劇場公開日 2011-07-23
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 黄色い星とは、ユダヤ人を識別にするためにつけられた黄色の星のマークのワッペン、それによって彼らは公共の場から閉め出されることになる。
ナチスドイツによるユダヤ人虐殺は、ドイツ国内だけでなくフランスやポーランドも行われたことは知っていたが、ヴェル・ディヴ事件についてはよく知らなかった。ナチスの命令でもあったが、フランス政府もまたユダヤ人を一斉検挙し収容所に送り込んだのである。
この映画はヴェル・ディヴ事件のわずかな生き残りの証言を元に制作されたという。いわば第2次世界大戦の歴史の一部である。この事件は近く「サラの鍵」という映画にも登場するはずなので、それもぜひ見てみたい。
映画の中で一番印象に残ったのは、ユダヤ人に対し水を分け与え、手紙を預かった消防士たち、それを認めた人道的な責任者が登場するシーン。
くまの人形抱いたかわいらしい子どもノノ、そのノノと看護婦アネットが戦後再会するシーン。おそらく事件の時のノノと戦後のノノを演じた子役は兄弟なのだろう、驚くほど似ていた。
良い映画かどうかの前に、見るべき(見なければならない)映画だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 9点(2011-10-09 19:48:40)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.03
このレビューの偏差値 63.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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