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真実の瞬間(1991) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真実の瞬間(1991)
製作国米,仏
上映時間104分
劇場公開日 1991-11-02
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 人道を無視した米国の赤狩りについては、誰よりも知っているつもりだった。しかしこの映画を見た瞬間、それは間違いだったことに気づいた。どんなに頭の中で理解していても、それは本当に知っていたことにはならないのだ。それほどまでに、深く強烈に胸に突き刺さる映画だった。
人間誰しも自分がかわいい。自分が罪に問われ迫害が及ぶとわかっていて、それでも自分の信念が貫き通せるだろうか。友の名をあげれば自分は許されるかもしれない、しかしその友は自分とまた同じような運命をたどる。誰かが勇気を持ってその連鎖に立ち向かわなければならないのだが、・・・。職や友人をなくし悲惨な体験を味わった主人公のどこにそれがあったのだろうか。
何と言っても、ラストのロバート・デ・ニーロとゲイラード・サーテインの迫力ある法廷シーンは見ものだ。またマリリン・モンローの「紳士は金髪はお好き」を初め、50年代の映画界の雰囲気を与えてくれるのにも好感がもてる。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 10点(2012-09-10 23:53:14)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 7.19点
作品の点数分布
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6721.88%
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81031.25%
926.25%
1013.12%
作品の標準偏差 1.13
このレビューの偏差値 72.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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