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ショートカットの吉永小百合にまず驚く。お嬢さん役が多かった彼女だが、今までとは断然違う。言い寄る男を手玉に取ったり、借金取りをうまくかわしたり、バイタリティに満ちあふれている。何とこどもの貯金まで失敬したりするほどだ。坊ちゃん育ちの夫が蒸発したのも、多額の借金返済だけが理由ではでなかろう。映画にもスピード感があっておもしろく、楽しませてくれる。
謝金取り立て人役の八代亜紀は当時流行の演歌歌手であり、吉永小百合や風間杜夫とともに3人で歌う挿入曲「キャバレー・フラミンゴ」がまた良い。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-20 01:43:01)
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