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息子(1991) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 息子(1991)
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1991-10-12
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
私の大好きな山田洋次監督、好きな映画はたくさんあるが、そのなかでも「遥かなる山の呼び声」とこの「息子」は最高である。親は子供が成長し何歳になっても心配し世話を焼きたがるものだが、本当にありがたいものだとこの映画を見るたびに思う。長男は孤独になった父親を案じ嫁と共に気遣うまじめな男で、人間としては平均以上だろう。しかしそれでも親との同居生活は思うようにはならないのが現実で、前半のストーリーはそれほど感動的でもなかった。だが中盤次男のロマンスが芽生えたあたりから映画は断然面白くなる。和久井映見、なんてかわいいんだ。朝ドラ「ひよっこ」のイメージが強かったので大変驚いてしまった。あれだけかわいければ、次男同様私も聾唖者が何なんだという気持ちになるだろう。次男の真剣な思いはすぐに父親に伝わるが、このアパートでの一件は実に感動的、征子に対して父親が「あんた本当にこの子の嫁になってくれますか」と尋ね、「息子をよろしくお願いします」と言うあたりでは涙が出てしまった。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 10点(2017-07-30 11:04:53)
その他情報
作品のレビュー数 63件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
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1034.76%
作品の標準偏差 1.22
このレビューの偏差値 66.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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