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嵐が丘(1992) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 嵐が丘(1992)
製作国
上映時間105分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作をほぼ忠実に全編映画化したこの作品、本当に惜しいと思う。この映画の良さを理解するためには、原作の長編小説を読むことが必須の条件のように思える。そうでないと物語があたかもダイジェスト版かのように進んでしまうので、どうして?なぜ?という疑問が残ってしまうと思う。
私はマーガレット・ミッチェルが書いた「風と共に去りぬ」もエミリ・ブロンテが書いた「嵐が丘」もすばらしい小説だと思っている。共通点はどちらも女性が書いた小説だが、片方はクラーク・ゲーブル、ヒビアン・リーで不朽の名作となっているのに、こちらの映画はローレンス・オリビエの映画もこのジュリエット・ピノッシュの映画もまだ小説の真価が発揮されていないと思う。
「風と共に去りぬ」のような途中休憩を挟む4時間近い大作にするか、「戦争と平和」のように前編と後編の二つの映画にするくらいにしなければ、肩を並べられないのかもしれない。
「他人を憎んでは決して幸せにはなれない」という事と共に、最後に残ったへアトンとキャサリンに希望の光を託す映画なのだろう。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-20 10:09:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 6.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 52.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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