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サンチャゴに雨が降る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サンチャゴに雨が降る
製作国仏,ブルガリア
上映時間114分
劇場公開日 1976-05-28
ジャンルドラマ,サスペンス,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 9.11といえば米国の同時多発テロを指すのが普通だが、中南米諸国では1973年に起こったチリクーデターを指すらしい。世界で初となる自由選挙で誕生した社会主義政権が、米国の支援を受けた軍事クーデターによって倒されたのだ。「ミッシング」などの映画を通じてチリクーデターについては大方知っているつもりだったが、この映画はクーデターそのものを描いており、生々しさは半端ではない。また外国人記者の目を通して、アジェンデ政権の誕生から軍事政権の弾圧迫害までもつぶさに伺うことができる。なおチリ国民に呼びかけたアジェンデ大統領最後の演説は本人自身のものであり、映画を見る者にも感動を与える。映画を見るまでは、クーデター当日は大雨だとばかり思っていたが、危険が迫ったことを知らせる放送局の暗号だとは知らなかった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-18 13:18:12)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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