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家族ゲーム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 家族ゲーム
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1983-06-04
ジャンルドラマ,コメディ,ファミリー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 奇妙な映画だった。物語の最初から変である。テーブルに横一列に並んで食事、大事な会話は車の中で・・・。
おそろらくは家族の絆というものをテーマにしたのだろう、それが受験によってもろく崩れていく。そういった受験戦争の無意味さを皮肉った映画なのかもしれない。
人間の価値は、むろん学歴や学校の成績で決まるものではないし、それは誰もが知っている。しかし、受験戦争を仕方がないと追随してあきらめる者が、何と多いことだろう。
松田優作演ずる家庭教師は決して有能なわけではない。そばについて図鑑を見ているだけだし、茂之君にちょっとした刺激を与えただけだろう。それを志望校に合格したからと言ってお祝いし、茂之君の兄には学校に最近行っていないと父親は非難する。
ついに家庭教師は頭に来たのだろう、最後の食卓をひっくり返しめちゃめちゃにした。
この場面だけが本当に痛快である。後始末を家族全員でやっていたので、変化が見られるのかと思ったら、ラストはまったくの無気力、ますますおかしな家族になってしまった。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 6点(2011-09-26 06:19:44)
その他情報
作品のレビュー数 132件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
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221.52%
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61410.61%
73123.48%
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91914.39%
101612.12%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 45.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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