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長崎ぶらぶら節 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 長崎ぶらぶら節
製作国
上映時間115分
劇場公開日 2000-09-15
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 長崎の三菱造船所で建造された戦艦「土佐」は、一度もその役割を果たすことなく、ワシントン海軍軍縮条約により翌年廃艦となり、呉へ移された。(魚雷の標的艦になる)
その悲しい運命を愛八は歌い、横綱の土俵入りを行う。なぜ土俵入りかと思われる方も多いだろうが、戯曲「一本刀土俵入り」を知っている私にはずいぶん切なく思えた。
さて、長崎在住の私には諏訪神社、眼鏡橋、オランダ坂、グラバー邸など名所が出てくるたび胸を躍らせた。なかでも丸山の遊郭「花月」、ここには愛八さんの写真などが今も残されている。もちろん愛八さんも郷土史研究家古賀十二郎氏も実在の人物で、小説は史実を元に劇的な要素を加え作られている。
さて映画だが、原作小説に結構近いのではなかろうか。直木賞作品だけあって良い映画だったと思う。
蛇足ながら長崎では一足先に公開され、先頃亡くなられた諫早(長崎県)出身の脚本家市川森一氏を忍んで、リバイバル上映中である。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-24 20:26:33)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.42点
作品の点数分布
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218.33%
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5325.00%
6541.67%
7216.67%
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900.00%
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 59.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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