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火宅の人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 火宅の人
製作国
上映時間132分
ジャンルドラマ,伝記もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
1986年の日本アカデミー賞は、作品賞のみならず、主演男優、主演女優、助演女優、監督賞、脚本賞、それに撮影賞と7部門をこの「火宅の人」が受賞した。良きも悪しきも人間をあからさまにして、かつ情感深く描く人間ドラマが私は大好きであるが、それにまさしくぴったりの映画。緒方拳の名優ぶりは定評がある所だが、主人公を取り巻く女性陣がすごい。いしだあゆみと原田美枝子は甲乙付けがたいが、さとづめ本妻と愛人の差か。松坂慶子だって枠がもう一つあれば入ったのではと思うほど。
映画は檀一雄の代表作「火宅の人」を映像化したもの、悪く言えばでたらめな彼自身の生活を綴ったものと言えるかもしれないが、それだけで片付けてほしくない文学大賞作品だ。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-16 17:42:31)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 4.59点
作品の点数分布
015.88%
115.88%
215.88%
300.00%
4423.53%
5529.41%
6317.65%
715.88%
800.00%
915.88%
1000.00%
作品の標準偏差 2.09
このレビューの偏差値 60.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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