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彼岸花 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 彼岸花
製作国
上映時間118分
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
モノクロがカラーになろうとも、どこからどこまでも小津映画だ。立体感を意識したカメラワーク、独特の台詞まわし、一目でそれとわかる。テーマもまた娘の結婚問題だし、中村伸郎・北龍二といった同窓会メンバーも小津映画だ。
この当時は親の承諾がないとなかなか結婚できない時代、一家の主をさしおいて縁談が進むと不機嫌になるのは佐分利さんだけではなかろう。
この映画でひとつ気になったのは、佐田啓二扮する谷口が佐分利信の会社に現れたとき、応接室でなく常務の部屋に直接通されたこと。このときは相手がどういう人物かわかっていなかったはずなのに・・・。
ところで笠智衆さんが主役(東京物語)になっても、佐分利信が主役になっても、平山さん。いや主役でなくても多くの小津映画に平山さんがたくさん登場するのはどうしてだろう。

ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2012-07-09 22:43:11)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 7.86点
作品の点数分布
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81227.27%
9818.18%
10613.64%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 45.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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