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赤線地帯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤線地帯
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1956-03-18
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
売春防止法成立を巡って揺れ動いたその時代を反映する映画。風俗営業の店「夢の里」で男性客の相手をするミッキー、やすみ、ハナエ、ゆめ子、より江の5人の女性たち。それぞれの事情は違っても、娼婦として働く(働かざるをえなかった)様が実にリアルに描かれている。物語の構成も良く申し分ないが、あの前衛的な音楽がひどく耳障り。私は映画にマッチしているとはとても思えない。
ところでこの売春防止法だが、女性議員らの度重なる提案に対して何度も流れたという。おそらく「夢の里」経営の夫婦みたいな意見もあっただろうが、それが選挙で婦人層の票取り込みのために急転直下支持に転換した政党もあったとか、これまた時代の裏側を見るような話だ。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 8点(2012-06-09 20:20:39)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 7.06点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 59.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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