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狼(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 狼(1955)
製作国
上映時間120分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 題名のイメージから食わず嫌いにしていた映画だったが、100歳で亡くなった新藤兼人監督追悼の意味を込めて鑑賞。乙羽、浜村、殿山、菅井、高杉の5人の保険外交員が主役の映画で、それぞれの家庭の貧しさ辛さがつぶさに描かれている。この困難を乗り切るためにはお金が必要だ。そして思い立った郵便自動車襲撃だが、彼らはプロでも何でもない。計画だってとても用意周到とは思えないし、犯罪を隠そうとも逃れようともしない。ただそこにはお金が必要だったという動機のみ、結果は自ずと見えている。
新聞は彼らを狼だと言ったが、果たして本当の狼はどこにいたのだろう。
この映画は5人の主役を除くと後は有名俳優女優であろうとみな端役だ。ほんのちょっとしか出演しない有名人もたくさんいる。奈良岡朋子も若いが一番若いのは、私と同年齢の松山省二、乙羽の息子よっちゃんを演じている。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-13 07:02:24)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.43点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.05
このレビューの偏差値 46.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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