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ひめゆりの塔(1953) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ひめゆりの塔(1953)
製作国
上映時間130分
劇場公開日 1953-01-09
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,青春もの,学園もの,歴史もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 小学校の教師をしていた私の父は、映画好きであったにもかかわらず、このような戦争映画を見に、私たち家族を連れて行くことはなかった。おそらく戦争中の悲しい苦しい体験をしていたからだろうと今になって思う。
ということで、私が見たのは小学生の頃、親戚に連れられてではないかと思う。映画の内容も、登場人物も誰が誰だかもわからず、いくつかのシーンしか覚えていない。その中で、置き去りにされていった兵士やこども女学生たち、機関銃や爆弾で無差別に殺されていった沖縄の人たち、つかの間の明るい太陽の元でキャベツでバレーボールをしていた女学生たち・・・。ただひたすら負傷兵のお世話をし、逃げまどう。
大人になってDVDで見ると、ああこんな映画だったのだということが思い出される。
今もなお沖縄は米軍基地によって悩まされ続けているが、このような悲惨な現実も知らず、沖縄の人は「ゆすりたかりの名人」と言っている人がいると思うと、本当に悲しくなる。
この映画は、戦争を知らない私たちが一度は見ておかなければならない映画だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 9点(2011-03-11 11:12:54)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 7.54点
作品の点数分布
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517.69%
6430.77%
7215.38%
817.69%
9323.08%
10215.38%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 55.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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