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七人の弔 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 七人の弔
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2005-08-13
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,ファミリー
レビュー情報
ダンカンの初監督作品。予告編を見てから、ずっと見たいと思っていたのだが、先日ようやく見ることができた。

予告編通り、ブラックでいてシリアスな映画。親に売られた子どもたちと、子を売る親たちのやり取りをブラックジョークを交えながら描いている。

私はこの作品にどこか違和感を感じた。新人の役者の演技にか、淡々としたダンカンの喋りにか、それともこの作品の世界観にか。

どちらにせよ、この作品は違和感を感じるべき作品だ。もしかすると、ダンカンも敢えてこの"違和感"を観客に伝えているのかもしれない。
この作品で描かれていることが、まかり通っていいわけがないのだから。

肝心のストーリーだが、予想通りのオチ、というわけではなかった。
ただ、どちらに転んでも悲しすぎる。

もしこの映画が隙なく完璧に作られていたとしたら、「誰も知らない」ぐらい涙させられただろうし、考えさせられもしただろう。
しかしそれはそれで恐ろしいので、個人的には、この"惜しい"ぐらいの出来でよかったのではないかと思う。

個人的には、「オールド・ボーイ」に並ぶ"見終わった後に憂鬱になる映画"であった。 (レビューを書いた2008年当時)
Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 15:29:43)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.78点
作品の点数分布
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5333.33%
6555.56%
7111.11%
800.00%
900.00%
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作品の標準偏差 0.63
このレビューの偏差値 55.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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