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藁の楯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 藁の楯
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2013-04-26
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,小説の映画化,バイオレンス,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 賞金がかかった殺人犯をSPが守る、という設定を聞いただけでも面白そうな話で、その期待には概ね応えていると言えるでしょう。全体的にはそこそこ楽しめるストーリーなのですが、正直、予想の範囲内を超えなかった感もあります。結局のところ、白岩(松嶋)からも奥村(岸谷)からも蜷川(山崎)からも、何度も問われた「この犯人を守る価値があるのか?」「殺してしまった方が良いのではないか?」という問いに、主人公の銘苅(大沢)が正面から答えないまま、最後まで話が進んでしまうことが、すっきりしない要因でしょう。ただ、これに関しては監督・脚本ともに答えを出そうという気は端から無く、見る側の判断に委ねているのでしょう。それを見た私自身も、答を求められても結論は出ませんが…(それだけに、あえて答えを見せて欲しかった感はあります)。常に困った顔をしながら、その実何を考えているのか分からない大沢たかおにはぴったりの役かもしれません。キャスティング的には岸谷五朗もよかった。藤原竜也もこういう役は得意ですね。山崎努も適役でしょう。杖を突きながら必死に歩く姿は、往年の「マルサの女」をちょっと思い出しましたが。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 6点(2013-04-30 21:59:41)
その他情報
作品のレビュー数 69件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
011.45%
100.00%
268.70%
345.80%
4913.04%
51217.39%
61927.54%
71217.39%
845.80%
911.45%
1011.45%
作品の標準偏差 1.86
このレビューの偏差値 51.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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